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太鼓持(たいこもち)

落語の世界に出てくる職業、キャラクターのひとつに、太鼓持(たいこもち)がいます。

「鰻の幇間」(うなぎのたいこ)という演目があるように、漢字の読みとしては幇間(ほうかん)という熟語を(たいこ)、あるいは(たいこもち)と読ませることもあります。

「幇」(ほう)という漢字には、なかま。わきから助けてくれるなかま。という意味があり、幇助(ほうじょ)という言葉はよく耳にすると思います。

「愛宕山」の一八(いっぱち)、「富久」の久蔵。 旦那のご機嫌をとり、酒宴の場を盛り上げるプロフェッショナルの太鼓持ちのキャラクターが見事に描かれています。

「鰻の幇間」は、旦那を捕まえて酒と飯にありつこうという調子のいい太鼓持ちが旦那の名前が思い出せないまま、適当に調子を合わせていくうちに、逆に旦那と思っていた男に、鰻代も押し付けられ、草履もとられて逃げられるという滑稽噺。

志ん朝の演じる太鼓持ち。 最高です。

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