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捗(はか)が行かない

はか【計・量】

①稲を植えたり刈ったり、また芽を刈る時などの範囲や量。また、稲を植えた列と列との間をいう。

②めあて。あてど。はかり。

③(「捗」とも書く)仕事の進み具合。やり終えた量。 ~ <広辞苑>

 

「夢金」に出てくる船頭の熊(くま)のセリフ、「酒手(さかて)頂けるか気になって、どうにもハカがいかないんですよ」と。

酒手とは人夫、車夫などに与える心付けの金銭<広辞苑>で、「酒手をはずむ」などのセリフは別の噺にも登場します。

船頭をはじめ、行商、大工、番頭、丁稚など、江戸町人にとって仕事の捗り(はかどり)の良し悪しは日常の話題のひとつだったに違いありません。

オフィスで、「そう近くでお喋りされてたんじゃ、仕事のハカが行きゃしない・・・」とOLに小言。

結構、隠居さんっぽくって素敵かも・・・・

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